デザイン事務所 ブランディング・ロゴマーク制作会社 デザインエイエム

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時々「アイディアが枯渇することはないのですか?」と聞かれる。
答えは、「ほとんど、ない」です。
問題に向き合う意志と意欲があれば、です。
以前にも書いたが、デザインにはインプットとアウトプットの2つの作業がある。
デザインがアウトプットだけの作業なら、枯渇もあるのかもしれないが、
そこに問題がある限り、アイディアは枯渇しないのだ。
たいていアウトプット(表現)だけが注目されるが、
実はその手前のインプット(問題把握)の方が大切。
しかも本当の問題はクライアントは気づいていない場合がほとんどだ。
入射角が変われば反射角も変わるように、その問題認識が違うと、
表現は何をやっても的外れになってしまう。
その認識力も、デザイナーの力だ。
それにはものごとを決して色眼鏡で見ない、素直さも必要になる。
もう一つ、意欲について。
これもデザイナーの能力の一つと言える。
もし行き詰まったら、やる気が出るように、自分で環境を整えることも必要。
例えば、机の上を整理したり、少しだけ散歩し外の空気に触れるだけでも違うだろう。
もし「やる気が出ない」とか「仕事が面白くない」とか言っているデザイナーがいたら、
その人はその時点で失格なのだ。

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